米国は、人口が増加し、分譲住宅や賃貸住宅に対する需要が安定的に推移
2017年8月18日、株式会社三栄建築設計は、アメリカ合衆国(以下、米国)ロサンゼルス営業所が初めて手がけた開発案件「Meldia Skye(メルディアスカイ)」(以下、同案件)を6月26日に完成させ、販売を開始したと発表した。
同社は、分譲住宅並びに賃貸住宅に対する需要が安定的に推移すると考えられる米国において、不動産事業本格参入のために、2014年10月にロサンゼルス営業所を開設し、新築戸建の建設・販売を行う一方で、中古物件のリフォーム・販売も行っている。
開発案件の概要
同案件は、米国カリフォルニア州トーランスに所在し、オフィス棟1棟とタウンハウス8戸の合計3棟の建物で、敷地面積が約1,271.66平方メートル、延床総面積が約1,054.51平方メートル(オフィス約265.23平方メートル、戸建て約786.28平方メートル)だ。
なお、オフィス棟は1,005,000ドル(約11,055万円)で、月々の管理・メンテナンス費用が別途必要だ。また、タウンハウスは平均販売価格約626,909ドル(約6,895万円)の3階建てから成る分譲住宅になっている。
米国は、新築物件に関する法律が厳しく中古市場が旺盛なため、現地の新築物件は、今回の物件と同等の敷地面積の一戸建てで平均824,382ドル(約9,064万円)という高額な価格だ。
同社は、設計力とデザイン力を駆使して、コストを抑えながらも、高品質のオフィス向け建物と戸建住宅を完成させたとのこと。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
三栄建築設計 ニュースリリース
http://san-a.com/topic/topic-2172/