1級土木施工管理技術検定試験「学科試験」の合格者を決定
国土交通省は8月16日、7月2日に実施した1級土木施工管理技術検定試験「学科試験」の合格者を決定した、と発表した。
1級土木施工管理技術検定試験は、建設業法に基づき、国土交通大臣の指定試験機関「一般財団法人全国建設研修センター」が実施する。
女性の合格比率は2003年度以降最大の5.0%、合格者数も12年ぶりに1,000人超え
平成29年度1級土木施工管理技術検定試験の学科試験が、全国13地区32会場で、7月2日(日)に実施された。
受検者数は34,629人で、昨年度の35,340人より2.0%減少であった。
合格基準は、65問中39問以上正解、60.0%以上の得点である。合格者数は22,930人で、昨年度の19,454人より17.9%増、と大幅に増加した。
合格率は66.2%と、昨年の55.0%より11.2%も大幅に上昇した。
最近は、女性の合格者比率と合格者数が増加傾向にある。今回の女性の合格者比率は、平成15年度以降最大の5.0%となり、合格者数も12年ぶりに1,000人を超え、1,136人を記録した。
合格者には10月1日の実地試験の受検票を送付
学科試験の合否通知は、一般財団法人全国建設研修センターより送付する。
合格者には、合格通知書および10月1日の実地試験実施日時・会場を記載した受検票を送る。不合格者には、不合格の旨および成績を通知する。
試験問題や正答、その他の内容は、一般財団法人全国建設研修センターのホームページに掲載される。
なお、試験問題や解答の内容、個人得点などに関する問い合わせには一切応じていないとのこと。
(画像は国土交通省のHPより)
▼外部リンク
国土交通省のプレス発表
http://www.mlit.go.jp/