既設石炭火力発電所1-4号機の隣接地に5・6号機を増設する,拡張建設工事向け
2017年8月7日、株式会社IHIは,伊藤忠商事株式会社から,Kalselteng-2(カルセルテン2)石炭火力発電所向けボイラ(出力100MW×2基)に関する,本体機器供給の業務(以下、同業務)を受注したと発表した。
同業務は、インドネシアの国営電力会社であるPT. PLN(Persero)(以下、PLN)が,インドネシア共和国 カリマンタン島南カリマンタン州に所在する既存の石炭火力発電所内の既設1-4号機の隣接地に、5・6号機を増設する拡張建設工事向けで,運転開始は2020年の予定だ。
電力需要の旺盛なインドネシアで石炭火力発電ボイラを連続受注
インドネシアでは,経済の急速な成長と社会の発展により,電力需要が増加しており、これに対応するため,35GWの電源を整備する「35GW新規電源開発計画プログラム」を推進している。
今回の受注は、2016年に受注したPLN向けロンタール石炭火力発電所向けボイラに続くもので、カリマンタン島の早期の供給電源として期待されている。
(画像はプレスリリースより)
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IHI ニュースリリース
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