メキシコで太陽光発電を開発する企業の株式66.7%を取得
双日株式会社は8月9日、メキシコ合衆国における太陽光発電所の運営を目的として、オランダ王国に本社を置く太陽光発電開発事業者のアルテン・アメリカ社(Alten RE Developments America)の株式66.7%を、アルテン社(Alten Renewable Energy Developments)から取得した、と発表した。
アルテン・アメリカ社の残りの株式33.3%は、アルテン社が保有する。
出力180MWと168MWのメキシコ最大級の太陽光発電所
メキシコは世界で有数の太陽光資源の保有国であり、政府も再生可能エネルギーの導入比率を2035年までに40%へ高める方針で、今後とも太陽光発電市場の成長が期待できる。
双日は、今回の株式取得により、メキシコ最大級の太陽光発電プロジェクトに参画する。日本企業初のメキシコにおける太陽光発電事業の参画になる、という。
太陽光発電プロジェクトは、メキシコのアグアスカリエンテス州エルジャノ市において、出力180MWのCubico Alten Aguascalientes Unoと、出力168MWのCubico Alten Aguascalientes Dos、2つの太陽光発電所を建設する計画である。
電力は、PPA(長期売電契約)に基づき、メキシコ国営電力公社CFE(Comisión Federal de Electricidad)の100%子会社に、電力およびクリーン電力証書を販売する、とのこと。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
双日株式会社のニュースリリース
http://www.sojitz.com/jp/news/2017/08/20170809.php