三菱日立パワーシステムズ、加圧型複合発電システム(ハイブリッドシステム)の販売を開始

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三菱日立パワーシステムズ、加圧型複合発電システム(ハイブリッドシステム)の販売を開始

2017年08月10日 12:00

エネルギー・環境問題の改善に役立つ分散型電源・コージェネレーションシステムの有力な選択肢

2017年8月9日、三菱日立パワーシステムズ株式会社は、業務・産業用に開発した固体酸化物形燃料電池(Solid Oxide Fuel Cell、以下、SOFC)とマイクロガスタービン(以下、MGT)の組み合わせによる加圧型複合発電システム(以下、同ハイブリッドシステム)の販売を開始したと発表した。

同システムは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構の助成事業「円筒形SOFC-マイクロガスタービンハイブリッドシステムの市場投入に向けた技術実証」(2015~2016年度)により250kW級の実証を行ってきた結果を反映させたモデルだ。

同実証では、国内4か所に実証機を設置し、起動停止試験や負荷変化試験などの試験を行い、安定して稼働できることを確認している。

加圧型複合発電システム(ハイブリッドシステム)の概要

同ハイブリッドシステムは、900度の高温で作動するSOFCとMGTの両方で発電する。

SOFCは、内部で都市ガスを改質して取り出す水素や一酸化炭素と空気中の酸素を反応させて直接電力を発生させ、加圧することで電圧が増大する特性により発電効率向上をはかっている。

また、SOFC燃料側出口の残燃料と空気側出口の残空気を、燃焼器で燃焼させ、高温のガスでMGTタービンを高効率に駆動する。

さらに、コージェネレーション(熱電併給)システムでは、残りの熱を蒸気または温水として回収する。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

三菱日立パワーシステムズ ニュースリリース
https://www.mhps.com/news/20170809.html

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