プライメタルズ テクノロジーズ、トルコの鉄鋼メーカーから棒鋼圧延設備の近代化工事を追加受注

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プライメタルズ テクノロジーズ、トルコの鉄鋼メーカーから棒鋼圧延設備の近代化工事を追加受注

2017年08月09日 01:00

近代化計画第2フェーズの一環で既設の仕上圧延設備の近代化も担当

2017年8月1日、プライメタルズ テクノロジーズ(Primetals Technologies, Limited、以下PT社)は、トルコの鉄鋼メーカーであるチェムタシュ社(Çelik Makina Sanayi ve Ticaret A.Ş.)より、トルコ北西部のブルサ市にある同社の棒鋼圧延設備(以下、同設備)の近代化工事(以下、同プロジェクト)を追加受注したと発表した。

PT社は、チェムタシュ社より、同設備の近代化工事第1フェーズを2014年初めに受注しており、2016年10月に最終検収書を受領している。

今回は、近代化計画第2フェーズの一環で、摺動型可逆式粗圧延スタンドと中間列圧延機を納入し、既設の仕上圧延設備の近代化も担当する。同プロジェクトは、2017年第4四半期に完工する予定だ。

棒鋼圧延設備近代化工事の概要

同設備は、直径15mm~100mmの丸棒や、幅46mm~140mm、厚さ5.5mm~62mmの平鋼などの長尺製品を年間20万トン製造できるよう設計されており、自動車産業や建設業など幅広い用途向けに、ばね鋼、高炭素/低炭素鋼を初めとする様々な鋼種の生産が可能だ。

同プロジェクトでは、新設の熱間分割せん断機によって長尺の200mm角ビレットを加工原料として使用できるようになり、新設の砥石式丸鋸切断機によって切断できる棒鋼の列幅が拡大されるなど、既設システムも効率的に利用して、生産能力の増大が実現される。

また、新設のせん断機は、切断作業ごとに始動・停止する直動式の駆動装置を備えているため、サイクルタイムが短縮され、冷却床の長さ設定が容易になる。

PT社は、既設の圧延機オートメーションとのインターフェイス、新設機器用メカトロニクスのパッケージを納入するとともに、プロセス機器一式のエンジニアリングと納入機器の設計を担当し、さらに建設、操業開始、試運転や、トレーニングに関する助言サービスも担当する。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

プライメタルズ テクノロジーズ プレスリリース
http://www.primetals.co.jp/japan/press/pdf/20170801.pdf

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