東急電鉄、JR東日本、東京メトロは8月1日、渋谷駅前にて開発を進めている施設名称を「渋谷スクランブルスクエア/SHIBUYA SCRAMBLE SQUARE」に決定したと発表した。
開発計画では東棟、中央棟、西棟の3施設が建設される予定だが、まず2019年度に第I期として東棟が開業する。東棟は渋谷エリアでは最も高い約230メートル・地上47階建てのビルで、高層部はオフィス、中低層部は商業施設となる。
設計者は日建設計、東急設計コンサルタント、ジェイアール東日本建築設計事務所、メトロ開発の4社で構成される渋谷駅周辺整備計画共同企業体が担当。また駅街区のデザインアーキテクトは日建設計、隈研吾建築都市設計事務所、SANAA事務所の3社が担当する。
建設は東急建設と大成建設による、谷駅街区東棟新築工事共同企業が行う。
オフィスは、総賃貸面積約7万3,000平米のハイグレードオフィスで、基準階は最大約870坪と、渋谷エリアでは最大級の広さを
誇る。
地下2階~地上14階は都市型の商業施設となり、第I期(東棟)の売場面積は約3万平米。2027年度に完成予定の第II期(中央棟・西棟)の完成時には、合計で約7万平米大規模商業施設となる。
さらに最上部には屋外展望施設、中層部にはクリエイティブ・コンテンツ産業のイノベーションを促進する交流施設を備える。帰宅困難者の受け入れ空間の確保や防災備蓄倉庫の設置、自立性の高い高効率エネルギーシステムの導入など防災対策も万全だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
東京急行電鉄株式会社、東日本旅客鉄道株式会社、東京地下鉄株式会社のプレスリリース
http://www.jreast.co.jp/press/2017/20170801.pdf