東芝、フィリピンのカラカ火力発電所のトータルアセットマネジメントサービスの提携に合意

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東芝、フィリピンのカラカ火力発電所のトータルアセットマネジメントサービスの提携に合意

2017年08月06日 08:00

人材トレーニングおよび補修・維持能力の強化

2017年7月27日、株式会社東芝は、フィリピンの大手財閥DMCIホールディングスの火力発電事業会社であるSem-Calaca Power Corp.と、同社がフィリピンのルソン島南部で運営するカラカ火力発電所(以下、同発電所)の、発電効率向上、IoT技術を活用した予兆監視や発電設備の寿命延長を含むトータルアセットマネジメントサービスに関する提携に合意し、覚書を締結したと発表した。

今後、両社は、IoT技術を活用した機器の故障や劣化の予兆監視、発電設備の寿命延長、運転・管理能力強化を目的とした人材トレーニングおよび補修・維持能力の強化を順次実施していく。

なお、フィリピン国では、国内の発電量の36.5%が石炭火力発電により賄われており、既設の石炭火力発電所の発電効率向上や、運転・保守員の能力向上が不可欠となっている。

カラカ火力発電所の概要

同発電所は、フィリピン ルソン島 バタンガス州 カラカ地区に所在する石炭火力発電所で、1号機から4号機で構成され、総出力は900MWだ。

なお、同社は、1984年に同社製蒸気タービンおよび発電機を1号機に納入しており、以来、継続して同発電所の技術サポートを行ってきた。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

東芝 プレスリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2017_07/pr_j2701.htm

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