大東建託、狭い場所でも取り付けやすい新屋根材を開発

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大東建託、狭い場所でも取り付けやすい新屋根材を開発

2017年08月04日 08:00

短尺の「ジョイント立平」を新開発

大東建託は8月3日、新屋根材「ジョイント立平」をJFE鋼板と共同開発したと発表した。

「ジョイント立平」は長尺立平葺きの課題を解消するために、業界初となるジョイント機能を搭載し、短い屋根材を縦方向につないで設置する屋根材である。

現在普及している長尺立平葺きは、5/100の緩やかな勾配に対応するため、高さ制限のある住居にも適用できるのが特徴だ。しかし、雨水の流れる方向につなぎ目がない長尺タイプなので、住宅密集地や狭い敷地への輸送や、屋根上への荷上げが困難という課題があった。

独自技術による縦方向ジョイントが特徴

このような課題を解決するために開発されたのが、「ジョイント立平」である。これまで通り緩やかな傾斜角度の屋根にも対応でき、軽量性や防水性、優れた施工性などの機能はそのまま引き継いでいる。

これらの機能に加え、2メートル程度の短尺屋根を縦方向につなぐことで、狭い場所でも搬入できるようにした。瓦上げ機で荷揚げできるためクレーンも不要で、現場での加工も特別な工具を使わずに簡単に行える。

独自技術による縦方向ジョイント部の、優れた防水性も特徴だ。商品ごとに役物を設定するため、職人技術に頼らずに安定した品質を維持する。また、表面をフッ素塗装することで、高い耐久性も実現した。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

大東建託株式会社のプレスリリース
http://www.kentaku.co.jp/

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