完成は2020年度
東日本旅客鉄道株式会社は9月3日、JR中央線御茶ノ水駅のバリアフリー工事着手を発表した。2010年度末に建物撤去などの準備工事を開始し、今年度の初めからは作業ヤード確保のため仮設桟橋を設置する準備を進めてきたもの。秋以降に駅構内の工事に着手し、2018年度までにバリアフリー整備、2020年度までに駅前広場機能整備の完了予定となっている。
(画像はニュースリリースより)
バリアフリー整備
線路上空に御茶ノ水橋口と聖橋口を結ぶ約2,900㎡の人工地盤を設置し、2つのホームにそれぞれエレベーター1基とエスカレーター2基を配置する。
聖橋口の駅前広場機能整備
千代田区と連携し聖橋口の線路上空に人工地盤を設置し、駅前広場機能の整備を行う。聖橋口駅舎は人工地盤上に移設される。
設計は景観に配慮
JR東日本はニュースリリースで
御茶ノ水駅は風致地区に指定されていることから、景観に配慮した設計を行っています。(東日本旅客鉄道株式会社ニュースリリースより引用)
とし、工事に対する理解と協力を求めている。
▼外部リンク
東日本旅客鉄道株式会社 ニュースリリース
http://www.jreast.co.jp/press/2013/20130902.pdf