NEDOなど、国際間水素サプライチェーン実証事業が本格始動

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NEDOなど、国際間水素サプライチェーン実証事業が本格始動

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2017年07月30日 16:00

020年にブルネイから水素を海上輸送し、国内供給へ
2017年7月27日、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)、千代田化工建設株式会社(以下、千代田化工建設)、三菱商事株式会社、三井物産株式会社、日本郵船株式会社は、ブルネイ・ダルサラーム国(以下、ブルネイ)と連携して、世界に先駆けて国際間の水素サプライチェーンの実証事業(以下、同実証事業)に本格着手すると発表した。

同実証事業は、2015年にNEDOの補助事業「水素社会構築技術開発事業/大規模水素エネルギー利用技術開発」を受けた「有機ケミカルハイドライド法による未利用エネルギー由来水素サプライチェーン実証」として実施する。

2019年までに、同国内に水素化プラント、川崎市臨海部に脱水素プラントを完成させ、2020年から、常温・常圧下の液体で日本まで海上輸送した水素を、気体に戻して利用者に供給する実証を行う予定だ。
実証事業の概要
同実証事業では、千代田化工建設が開発したSPERA水素技術を用いて、ブルネイに水素化プラント、川崎市臨海部に脱水素プラントを2019年までに建設する。

なお、SPERA水素技術とは、資源国で調達した水素とトルエンを化学反応によりMCH(メチルシクロヘキサン)という常温常圧で液体の物質に変換して貯蔵輸送し、水素需要国でトルエンと気体の水素に分離して供給するもの。

実証規模は、1年間で最大210トンの水素を供給する予定で、これは、約4万台分の燃料電池自動車をフル充填できる量だ。

水素供給源は、Brunei LNG社の天然ガス液化プラントのプロセスで発生するガスの供給を受け、水蒸気改質により水素を製造し、水素供給先は、川崎市臨海部にある昭和シェル石油株式会社グループの東亜石油株式会社京浜製油所域内で、同社傘下の火力発電設備の燃料用途等になる。

また、プラント建設期間は2017年8月~2019年12月、実証運転期間は2020年1月~2020年12月の予定だ。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

NEDO ニュースリリース
http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100807.html

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