産学官民連携プラットフォームのインフラメンテナンス国民会議はこのたび、第1回となる「技術マッチングアイデアコンテスト」の開催を発表した。
インフラメンテナンスにかかわる社会課題の解決を念頭においたこのコンテストでは、企業や施設管理者等が、その技術や素材、ビッグデータおよびフィールドなどをベースに、応募対象となるテーマを提案。これに応じた企業等との間で、技術開発や製品化等に向けた取り組み等、新たなマッチングが生まれることを目標としている。
今回提案の募集が行われるのは下記の4テーマ。
[2] 地震後に役立つ「建物安全度判定サポートシステム(揺れモニ)」の様々な場面での活用
[3] 水を抜かずに防火水槽等を形状測定・点検する技術の効率化・高度化
[4] 3Dスキャナーを利活用したインフラメンテナンス技術
(報道発表資料より引用)
テーマは順に、インクリメントP株式会社、株式会社NTTファシリティーズ、株式会社M・T技研、そして計測ネットサービス株式会社がそれぞれ提案したもの。これら提案企業は応募書類による1次評価に加え、必要に応じてプレゼンテーション等を通じた2次評価も行い、応募者の中からマッチングを行う企業等を選定する。
コンテストで生まれたマッチングの概要については、11月上旬をめどに公表予定。またマッチングに基づく実際の事業等内容については、選定された提携先と提案企業が直接交渉の上、決定するとのことだ。
なおコンテストへの応募申し込み受付は今月19日より開始されており、締め切りは9月15日(金)。応募に際しては書類類一式のメールによる提出が必要で、現在国土交通省Webページにて、募集様式ならびに応募先が確認可能となっている。
(画像はインフラメンテナンス国民会議Webページより)
▼外部リンク
国土交通省 報道発表資料
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo03_hh_000165.html