工場・店舗などの建物の傾きや床面の歪みなどを、業務に支障なく短期間で修正工事を完了
017年7月21日、双日株式会社の100%出資子会社である双日建材株式会社は、地盤改良工事業者であるメインマーク株式会社が工法特許権を持つ、地盤沈下修正・改良技術「テラテック工法」(以下、同工法)の営業販売を開始すると発表した。
これまでは、工場や店舗などの建物が傾いたり、床面に歪みや凹みが生じたりした場合、業務を停止して、全面的に建て替える、あるいは床の大規模な修繕工事などを行うことが一般的だった。
同工法では、業務に支障をきたすことなく、短期間で修正工事を完了することが可能となる。
「テラテック工法」の概要
同工法は、経年要因や地震等による地盤変形で生じた建物の傾きや床面の歪み・凹みを、床下や地盤に膨張性のある特殊樹脂を注入して修正する工法だ。
使用する樹脂原液については、環境汚染物質試験を実施した結果、環境基準に適合しており、強度は1平方メートルあたり約15トンの耐荷重のあることが証明されている。
このため、同工法は、建物内の什器や設備、機械等の撤去が不要で、操業を止めずに即日に修正できる。また、軽材料を使用するため、基礎・地盤に負担をかけることがない。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
双日 ニュースリリース
http://www.sojitz.com/jp/news/2017/07/20170721.php