国内最大能力の可搬式土壌洗浄処理プラント
大成建設株式会社、株式会社奥村組、株式会社錢高組は、共同でJR東日本の「鎌倉総合車両センター深沢事業所更地化工事」を実施している。
この度、その工事において、国内最大能力となる可搬式土壌洗浄処理プラントの本格的な運転が開始された。
(この画像はプレスリリースより)
工事における土壌洗浄処理
可搬式土壌洗浄処理プラントは、鉛等の汚染土壌を洗浄する大型設備で、有害物質を除去することができるものである。
洗浄処理は、まず土壌の分別をおこない、有害物質が付着している土壌を分離するとともに、洗浄液のなかに有害物質を溶かし出す方法がとられている。
今回の工事における可搬式土壌洗浄処理プラントは、処理能力が国内最大とされ、プラント1セット当たり45m3/時間となっている。これにより、工事で発生する有害物質が取り除かれることになる。
周辺環境へも配慮した工事
今回本格運転が開始するプラントは、土壌搬出量、粉じん、騒音、交通障害などを抑えるために、敷地内の既存工場内に設置され、周辺環境へも配慮したものとなっている。
そのため、国内最大の処理能力をもちながら、工場内に収まるようなコンパクトサイズとなっているようだ。
工事は、2012年6月~2014年2月までの予定とされ、そのなかで、建物等解体工事と土壌等浄化対策工事が実施されていく。
▼外部リンク
大成建設株式会社らによるプレスリリース
http://www.taisei.co.jp/about_us/release/2013/