2017年7月20日、日立建機株式会社は、「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律(以下、オフロード法)」2014年基準に適合した新型油圧ショベルZAXIS-6シリーズのZX200-6、後方超小旋回機ZX225US-6、後方小旋回機ZX225USR-6を、日本国内向けに2017年9月1日より発売すると発表した。
新発売される3機種は、オフロード法2014年基準に適合している上に、国土交通省の燃費基準達成建設機械認定制度において、「2020年燃費基準100%達成建設機械(三ツ星レベル)」に認定されている。
さらに、国土交通省が推進するi-ConstructionをはじめとしたICT施工に対応するため、計測機器を搭載あるいは後付けを容易にするオプションを設定し、高まる市場ニーズに対応している。
オペレーターのレバー操作に応じてポンプの流量を細やかに制御する最新油圧システム「TRIASⅡ」システムや、任意に設定した時間でエンジンが停止する「オートアイドリングストップ機能」を装備し、低燃費と高い作業性能を実現している。
燃費は従来機と比較して、PWRモードで6%、ECOモードで15%低減している。
また、車体上部にハンドレールを新設し、バッテリを電気系統から遮断できる、「バッテリディスコネクトスイッチ」を新たに搭載するなど、安全性およびメンテナンス性を向上している。
なお、従来機のPM除去フィルタを廃止し、「尿素SCRシステム」を採用して、粒子状物質(PM)と窒素酸化物(NOx)排出量を大幅に低減するため、定期的な清掃や交換が不要で、長期的な保守管理費用が低減される。
(画像はプレスリリースより)
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日立建機 プレスリリース
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