三栄建築設計は10日、ベトナム・ハノイ市の政府都市計画エリア内でオフィスビル開発事業に着手すると発表した。
事業参画にあたり同社では、所有不動産に対する各種施策を通じて高いブランド力を維持しているベトナム企業「リードバイザーキャピタルマネジメント」と、合弁会社「LEADVISORSANEI HOSPITALITY HOLDINGS」(LS HOLDINGS)を設立。その合弁会社の100%子会社となる「PB Complex」を介し、実際の事業に取り組む方針だ。
経済成長が顕著なベトナム・ハノイ市における今回のプロジェクトは、「リードバイザータワープロジェクト(Leadvisors Tower project)(仮称)」と銘打たれており、同市内Pham Van Dong Streetにて、敷地面積3,061.0平米、建設面積1,230.0平米(予定)のオフィスビルを建設するものとなっている。
建物は地下3階建、地上25階建のRC構造で、建設期間は今年7月から2018年11月までを予定。総事業費は約2,200百万円となる見込みだ。
また、2018年11月の建物完成後は現地法人を通じ、賃貸事業にも取り組む計画となっている。
なお三栄建築設計では今回のプロジェクトを、同社の中期的な成長戦略の1つである「海外戦略」の一環として設定。プロジェクトへの参画を通じ、ベトナム国内企業および海外企業の活発な活動が期待されるハノイ政府都市計画エリアでのオフィス需要に応え、現地経済への貢献を目指したい考えだ。
(画像はプレスリリースより)
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