「学科試験(前期)」の合格者発表
国土交通省は7月14日、平成29年6月11日に行った平成29年2級建築施工管理技術検定試験「学科試験(前期)」の合格者を発表した。
2級建築施工管理技術検定試験は、建設業法の規定に基づき、国土交通大臣の指定試験機関一般財団法人建設業振興基金が実施している。
合格者数は1,247人、全体の合格率は42.5%
2級学科試験は、建設業界の担い手を確保するため、平成28年度より受検資格年齢を17歳(高校2年生)以上に拡大し、さらに受験機会を拡大するため平成29年度からは土木と建築の2種別について、年2回実施する。
この方針により、高校生は在学中に最大4回のチャレンジが可能となった。
平成29年度前期の「建築」学科試験は、平成29年6月11日、全国10地区・18会場にて実施された。
受検者数は2,935人で、このうち高校生は570人。合格者数は1,247人、うち高校生は187人で、合格率は42.5%、高校生のそれは32.8%だった。
平成28年度11月実施の学科試験のみの受検者数は7,557人、合格者数は3,492人、合格率46.2%と比べると、合格率はやや下回った。
なお合格基準は、40問中24問以上の正解である。
合否通知は建設業振興基金より7月14日に受検者宛郵送
学科試験の合否通知は、平成29年7月14日に建設業振興基金から受検者に郵送する。不合格者には不合格および成績を通知する。
試験問題・正答などは、建設業振興基金のホームページに掲載する。試験問題・解答の内容、個人の得点などに関する問い合わせには一切応じていない、とのこと。
(画像は国土交通省のHPより)
▼外部リンク
国土交通省のプレスリリース
http://www.mlit.go.jp/