日系企業による商業ベースでの納入は初めて
株式会社神鋼環境ソリューションは9月3日、簡易水道向け浄水設備を受注したことを発表した。
(この画像はイメージです)
神鋼環境ソリューションのカンボジア向けの水処理設備受注は今回が初めてであり、日系企業による商業ベースでのカンボジア水道事業者への浄水設備納入においても初めての案件となる。発注者はカンボジア・プノンペン市に本社を置くSOMA社。
この設備は湖の水を浄化し、飲料水として供給を行うもの。SOMA社がカンボジア政府より水道事業のライセンスを取得する。神鋼環境ソリューションの受注範囲は簡易水道設備の設計・製作・調達・試運転指導まで。コンクリート製の設備が主流のカンボジアで、初めての鉄板製採用となる。
カンボジアでのビジネス拡大を図る
神鋼環境ソリューションは2010年11月にベトナムにおいて100%出資の現地法人KOBELCO ECO-SOLUTIONS VIETNAM CO., LTD.を設立している。
カンボジアにおいても連携を深めビジネスを拡大させる方針で、ニュースリリースでは
カンボジアでは地方都市への上水供給だけで無く、タイ、ベトナムを補完する製造拠点として、各種日本企業が進出しており、工業団地への用水供給事業など当社ビジネスチャンスが広がると期待しております。(株式会社神鋼環境ソリューション ニュースリリースより引用)
としている。
▼外部リンク
株式会社神鋼環境ソリューション ニュースリリース
http://www.kobelco-eco.co.jp/topics/news/2013/20130903
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