両社のクラウド型プラットフォーム間で円滑な相互交換・接続サービスを実現
2017年7月14日、株式会社小松製作所(以下、コマツ)は、Trimble Inc.(以下、トリンブル社)と、両社のクラウド型プラットフォーム間で、3次元地形現況データの相互交換・接続のサービス実現に向けた共同開発を開始したと発表した。
コマツは、クラウド型プラットフォームKomConnect上で、建設現場に携わる人・モノ(機械、土など)についての様々な情報をICTでつなぐことで、顧客の現場の「見える化」を進めている。
また、トリンブル社のTrimble Connectは、顧客のデータ共有や組織間のコラボレーションを加速し、トリンブル社製品群以外の多様なデータを管理することも可能だ。
共同開発の概要
これまで、コマツのKomConnectは、Trimble Connectに対し、取り扱う情報の種類が同じでも、規格などの違いから、相互のデータのやり取りが困難だった。
コマツとトリンブル社の共同開発で、この課題を解消し、両社のクラウド型プラットフォーム間で、3次元地形現況データの円滑な相互交換・接続サービスの実現を目指す。
これにより、コマツは、プラットフォームのオープン性を拡張させて、これまで繫がらなかった他社メーカーの建設機械の施工結果を共有できるため、ユーザーの利便性が大幅に向上する。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
コマツ ニュースリリース
https://home.komatsu/jp/press/2017/others/1193554_1593.html