工事の進捗状況を見える化し、効率的な施工管理を実現
2017年7月11日、大成建設株式会社は、BIM(Building Information Modeling)データに、工期・コストに関する情報を連動させた施工管理支援システム「T-BIM 5D」(以下、同システム)を開発したと発表した。
建設工事の進捗状況は、計画工程と実際の施工状況を比較して把握するが、現場ではさまざまな工種が複雑に絡み合うため、経験豊富な工事関係者でなければ、正確には把握できなかった。
同システムにより、工事の専門家以外にも、進捗状況を容易に確認でき、効率的な施工管理が可能となる。
「T-BIM 5D」の特徴
工程表のスライドバーを動かして、計画工程、実施工程それぞれの施工状況をアニメーションで視覚的に把握でき、特定日時での進捗状況も確認できる。
また、計画より先行・予定通り・遅延しているなどの工程別に色分けして、遅延している場合は、視覚的に認識して早期に対策を講じることができる。進捗段階でのコストも表示されるので、コスト管理が同時に行える。
さらに、登録したデータを動画ファイルとして出力して、客先等の工事関係者に、工事進捗状況を視覚的に説明できる。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
大成建設 プレスリリース
http://www.taisei.co.jp/