旧神戸阪急ビルのデザインを踏襲
阪急電鉄は7月3日、神戸阪急ビル東館の新築工事に着手したと発表した。阪急電鉄が現在進めている「神戸阪急ビル東館 建替計画」で、既存建物などの解体工事が完了したため、いよいよ新築工事に着手した。
地下3階、地上29階建てのホテル、オフィス、商業施設、駅施設などから構成される複合ビルとして、駅を一体的に整備する。
また、阪神・淡路大震災による被害で解体されるまで、長きにわたって神戸市民に親しまれてきた旧神戸阪急ビル東館のデザインを、低層部に再生。さらにビルの東側には、大きなアーチ型の窓と円筒形の立面を配して旧ビルのイメージを受け継ぐ。
阪神電鉄はこの計画について、
新しい神戸阪急ビル東館が、神戸の中心地・三宮に相応しいランドマークとなるよう本計画を推進し、同地区の一層の魅力度向上に努めてまいります
(プレスリリースより)
(プレスリリースより)
と述べている。
工期を2期に分けて実施
「神戸阪急ビル東館」の新築工事は、阪急神戸「三宮」駅とJR「三ノ宮」駅や地下鉄「三宮」駅などとの乗り換えをする乗客の、安全な動線を確保するために、工期を2段階に分けて施工する。
第1段階は東側部分の新築工事を、7月から2018年秋頃までにかけて実施。第2段階は西側部分の解体工事・新築工事及び高層部工事を2018年秋頃から2021年春にかけて実施する予定だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
阪急電鉄株式会社のプレスリリース
http://www.hankyu-hanshin.co.jp/file_sys/news/5184.pdf