建築・産業用 空圧工具事業を強化
2017年6月29日、京セラ株式会社(以下、京セラ)は、米国の空圧工具メーカーであるSENCO Holdings, Inc.(以下、SENCO社)の全株式を取得する株式譲渡契約(以下、同契約)を締結したと発表した。
京セラグループでは、主力製品である金属加工用の切削工具だけでなく、医療用工具や木工工具などへのグローバルな事業拡大を図っている。
また、2011年より北欧やドイツを中心に事業を展開している空圧工具で、関連メーカーとの協業を検討してきた。
同契約の締結により、SENCO社を子会社化しKYOCERA SENCO Industrial Tools, Inc.として事業を開始する予定だ。
SENCO社を京セラグループに迎えて両社のシナジー効果を最大化し、さらなる事業拡大に取り組んでいくとのこと。
SENCO社の概要
SENCO社は、1948年に米国オハイオ州シンシナティ市で設立され、釘打機・ステープラーやそれらの消耗品である釘・ステープルなど、空圧・電動工具関連製品の製造販売を事業内容とする。また、従業員数は、2017年3月末現在で569名。
同社の製品は、多彩なラインアップと品質の高さが評価されており、米国・欧州を中心に世界約50ヵ国で使用されている。
(画像は京セラホームページより)
▼外部リンク
京セラ ニュースリリース
http://www.kyocera.co.jp/news/2017/0607_woct.html