菊川工業株式会社は6月19日、環境システム&環境建材ブランド「エコシア(ecosia)」を立ち上げ、2017年7月から販売する、と発表した。
「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律」(建築物省エネ法)が改正され、2016年4月より段階的に施行された。
2017年4月には、大規模非住宅建築物に対する省エネ基準への適合義務・適合性判定義務、中規模以上の建築物に対する省エネ計画の届出義務などの規制措置が施行された。
建築業界は、建物の設計、施工、保守において、環境や省エネを十分に考慮し、建築物省エネ法に対処する必要がある。
菊川工業は、輻射冷暖房システム、建材一体型太陽光発電、遮熱ルーバーの3つを、一つの新環境建材ブランド「エコシア(ecosia)」としてまとめ、環境事業を展開する。
現在開発中の輻射冷暖房システムは、温度ムラが少なく、静音で、ランニングコストが低い施工が簡単な、人と環境にやさしいシステムである。
建材一体型太陽光発電は、外装建材と太陽電池を一体化した創エネシステムで、太陽電池搭載カーポート「ソーラーパーク」、太陽電池一体型外装システム「サステナ」などのラインナップがある。
遮熱ルーバーは、自動的に建物の遮熱と遮光を効率的に行う省エネ効果の大きな可動式ルーバーをはじめ、デザイン的に美しいルーバーを「K-LINE LOUVER」としてラインナップした。
菊川工業は、エコシアにより、ビルの新築時・改修時において、顧客の要望に合わせ、建物ごとに設計から施工まで総合的な環境ソリューションをワンストップで提供するという。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
菊川工業株式会社のニュースリリース
http://www.kikukawa.com/newsrelease-ecosia/