阪急不動産、ベトナム・タイに続き3か国目となるフィリピンへ初進出

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阪急不動産、ベトナム・タイに続き3か国目となるフィリピンへ初進出

2017年06月18日 09:00

フィリピンにおける戸建分譲住宅事業に参画

阪急不動産株式会社は6月14日、フィリピンの住宅デベロッパー「PA アルバレス プロパティーズ」(PA社)が開発するフィリピン・カビテ州ダスマリニャス市における戸建分譲住宅事業に参画する、と発表した。

阪急不動産は、今回初めてフィリピンの住宅事業に進出する。海外進出は、ベトナム・タイに続く3か国目になるとのこと。

総事業費約37億円で868戸の分譲住宅を建設

フィリピンは、経済成長や人口増加にともない、若い世代の住宅需要が好調だという。カビテ州は、人口300万人超で、マニラ首都圏の南に隣接するフィリピン第2位の地域である。

戸建分譲住宅事業を展開するダスマリニャス市は、マニラ中心部から南へ約30kmのエリアで、マニラ首都圏や近郊工業団地のベッドタウンとなっている。

今回の住宅事業、(仮称)ダスマリニャス・プロジェクトは、開発面積約11haに、戸建住宅403戸、タウンハウス465戸、計868戸の分譲住宅を建設する計画である。

戸建の専有面積は、土地80~100平方m、建物52~63平方mで、平均価格は270~310万ペソ(約621~713万円)。タウンハウスの専有面積は、土地40平方m、建物42平方mで、平均価格は170万ペソ(約319万円)になるという。

総事業費は約37億円で、2017年10月頃着工し、約5年の開発期間を予定しているとのこと。

今回のプロジェクトを足掛かりにフィリピンでの住宅開発事業に進出

PA社は、これまで主にマニラ通勤圏の郊外において、若い世代向け住宅開発を展開しており、マンションと戸建住宅合わせ18,000戸以上の豊富な供給実績を有している。

阪急不動産は、今回のプロジェクトに参画することで、フィリピンにおける住宅事業のノウハウを蓄積し、住宅開発事業進出への第一歩にしたい、としている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

阪急不動産株式会社のニュースリリース
http://www.hankyurealty.jp/data/pdf/2_201.pdf

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