センチメートル級の精密衛星測位サービス事業化
2017年6月14日、日立造船株式会社、株式会社日本政策投資銀行、株式会社デンソー、日本無線株式会社、および日立オートモティブシステムズ株式会社の5社は、共同出資で新会社「グローバル測位サービス株式会社(以下、同新会社)」を、6月15日に設立すると発表した。
最近は、農業、建設業、あるいは防災などの様々な分野で、高精度な位置情報が利用されている。また、6月1日には「みちびき2号機」の打ち上げに成功し、さらに高精度な位置情報を活用したサービスの提供が可能となった。
なお、新会社の設立は、異業種間で連携することにより企業の競争力を強化するものであるため、株式会社日本政策投資銀行による同新会社への出資は、「特定投資業務」として実施する予定だ。
グローバル測位サービス株式会社の概要
同新会社は、高精度軌道やクロックの推定ツールを用いた実証実験等を行い、数年以内に、誤差をセンチメートル級に抑えるグローバル精密衛星測位サービスの事業化を行う。
また、自動車、農業機械や建設機械の自動運転、あるいは海洋観測や気象観測等を推進する基盤技術を確立するために取り組む。
(画像は日立造船公式ホームページより)
▼外部リンク
日立造船 ニュースリリース
http://www.hitachizosen.co.jp/news/2017/06/002639.html