中国広東省科学技術庁が実施した「科学技術発展特別テーマ資金プロジェクト」
2017年06月08日、日立造船株式会社(以下、日立造船)は、近畿経済産業局の関西・アジア環境・省エネビジネス交流推進フォーラム(以下、同フォーラム)と中国広東省科学技術庁が実施した「科学技術発展特別テーマ資金プロジェクト」(以下、同プロジェクト)におけるモデル研究事業に応募し、同社の高速繊維ろ過装置「まりも」が採択されたと発表した。
同プロジェクトは、2016年3月16日に締結された「近畿経済産業局と中華人民共和国広東省科学技術庁による環境・省エネルギー分野における協力枠組み」の合意内容に基づき、創設された。
なお、同フォーラムは、アジア地域の環境負担軽減や地球環境問題への対応と、関西地域とアジア地域との環境・省エネ産業のビジネス交流等を目的に、2008年11月に設立された企業フォーラムだ。
モデル研究事業の概要
事業名は「熱固化成型円柱状繊維ろ材高速ろ過技術による都市下水高度処理に関するモデル応用研究」、試験期間は2017年4月~2019年2月で、補助金額は100万元だ。
日立造船は、広州擎天材料科技有限公司および中国電器科学研究院有限公司とともに、広東省下水処理場内にモデル研究設備を設置し、「まりも」の実証を行う。
(画像は日立造船公式ホームページより)
▼外部リンク
日立造船 ニュースリリース
http://www.hitachizosen.co.jp/news/2017/06/002632.html