大型バスの駐車場で太陽光発電
JFEエンジニアリング傘下のJFEテクノスが三重県四日市市にて建設を進めていた太陽光発電所が、6月7日に完成した。
最大出力は450キロワット。年間発電量は一般家庭約130世帯分の消費電力に相当する、48万キロワット時を見込む。発電した電力は全て中部電力に売電される。
屋根付きの駐車場で、メンテナンス作業の効率化も実現
今回完成した太陽光発電所は、JFEテクノスが三重交通から受注したもの。三重交通四日市営業所に大型バス専用の屋根付駐車場を建設し、屋根全面に太陽光発電設備を設置した。
これまで三重交通の大型バス駐車場には屋根が設けられていなかったが、屋根の設置によって太陽光発電機能に加え、車輌の点検や維持作業が円滑に行えるようになり、車内空調など消費エネルギーの削減も期待できる。
現在、四日市営業所に続き、中勢営業所と伊賀営業所でも駐車場を建設しており、計3営業所にて駐車場の屋根を活用した太陽光発電所が完成する予定だ。
JFEエンジニアリンググループは今後も、太陽光をはじめ風力や地熱、バイオマスを活用した再生可能エネルギー事業を積極的に展開していく方針だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
JFEエンジニアリング株式会社、JFEテクノス株式会社のプレスリリース
http://www.jfe-eng.co.jp/news/2017/20170608084444.html