パナホームグループと双日グループは5月30日、インドネシア・ジャカルタ市近郊のデルタマス・シティ(Deltamas City)において、スマートタウン開発を目的とした「パナホーム デルタマス インドネシア社」(PHDI社:PT. PanaHome Deltamas Indonesia)を設立する、と発表した。
PHDI社は、パナホームグループ会社のパナホームゴーベルインドネシア株式会社(PHGI社:PT. PanaHome Gobel Indonesia)が51%、双日グループ会社のプラデルタレスタリ株式会社(PDL社:PT. Puradelta Lestari Tbk)が49%出資する資本金3,600億ルピア(約32億円)のJVで、2017年10月発足する予定である。
PHDI社は、PDL社がインドネシア・西ジャワ州ブカシ県のデルタマス・シティで開発、運営を行う総合都市インフラ開発事業において、職住近接のスマートタウン開発を行う。
デルタマス・シティは、ジャカルタから約37km地点の副都心エリアに位置し、ブカシ県庁の所在地で、今後バンドン工科大学院やASEAN最大級のイオンモールの開店などが予定されており、発展が見込めるエリアである。
安心、安全、快適な職住バランスのとれた住環境を提供し、ジャカルタ都心の人口過密化の緩和にも貢献したいという。
開発事業は、総開発面積が約3,200ヘクタールで、第1期約100億円の事業規模を目標に住宅約520戸を建設し、第2期以降約1,000戸を開発する。2026年を目処に、最大事業規模約300億円を目指すとのこと。
パナホームは、国内で累計約48万棟の住宅を建設し、海外へは2010年に台湾、2012年にマレーシア、そして今回はインドネシアへと海外事業を積極的に展開している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
パナホーム株式会社のニュースリリース
http://www.panahome.jp/company/news/release/2017/0530.html