エネルギー利用効率が優れたシステムとして、事業継続計画、省エネルギーや環境対策へ貢献
2017年5月31日、東邦ガス株式会社と三菱重工エンジン&ターボチャージャ株式会社は、発電出力450kWのガスエンジンコージェネレーションシステムにおいて、新たに空冷式のリモートラジエータ仕様(以下、同製品)を共同で開発し、2017年6月1日より同追加仕様の販売を開始すると発表した。
両社は、同製品を病院,商業施設、オフィスビルや工場などに提案し、エネルギー利用効率が優れたシステムとして、事業継続計画(BCP)、省エネルギーや環境対策へ貢献するために積極的に取り組む。
リモートラジエータ仕様の特色
同製品は、空冷式のリモートラジエータであるため、冷却水を常時補給する必要がなく、災害発生等の非常時に,停電や断水が発生した場合でもシステム運転を継続できる。
なお、リモートラジエータとは、ラジエータをエンジンと異なる場所に設置する冷却システム.
また,同製品は、エンジン制御の最適化により冷却水温の上昇に伴う性能低下を抑制し、発電出力を抑えることなく,定格出力での常用稼働が可能である。
なお、従来の空冷式では、エンジンに流れる冷却水温が上昇した場合の性能低下・不具合発生を抑制するために、発電出力を抑えて運転する必要が生じる場合があった.
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
東邦ガス プレスリリース
http://www.tohogas.co.jp/