すべての用途で着工数が増加
国土交通省は5月31日、2017年4月の「住宅着工統計」を公表した。
国交省の調査によると4月における住宅着工数は前年同月比で、2か月連続で増加している。利用関係別にみても持ち家、貸家、分譲住宅のいずれも、前年同月より増加した。
しかしながら国土交通省では、
引き続き、今後の動向をしっかりと注視していく必要がある
(プレスリリースより)
(プレスリリースより)
と述べている。
貸家の着工数、18か月連続でプラス
2017年4月における住宅着工戸数は、前年同月比1.9%プラスの8万3,979戸だった。季節調整済み年率換算値では、前月比2.0%プラスの100.4万戸となっている。
利用関係別にみると、持ち家が前年同月比0.8%プラスなとり、先月の減少から再び増加へと転じた。
貸家は前年同月比1.9%のプラス。18か月連続で増加傾向を維持している。ただし、季節調節値では前月比2.4%のマイナスとなった。
分譲住宅も前年同月比2.9%のプラスで、3か月ぶりに増加した。このうち分譲マンションは、前年同月比1.3%プラスとなり3か月ぶりの増加。分譲一戸建て住宅は前年同月比5.2%プラスで、18か月連続での増加となった。
(画像は、国土交通省の報道発表資料より)
▼外部リンク
国土交通省のプレスリリース
http://www.mlit.go.jp/report/press/joho04_hh_000685.html