2017年5月31日、株式会社日立システムズと株式会社日立システムズフィールドサービスは、全国約300か所のサービス拠点にいる日立システムズグループのエンジニアを活用した企業の現場業務のデジタライゼーションを支援するサービス(以下、)を拡充すると発表した。
また、ポンプやコンプレッサー、空調機、変電設備などのユーティリティー設備の資産管理を支援する「統合資産管理サービス 工場付帯設備管理モデル」を、5月31日より販売開始する。なお、両社は、4月13日に、第一弾として「統合資産管理サービス 金型管理モデル」を販売している。
同サービスにより、工場付帯設備の管理や棚卸し業務の工数削減、設備保全業務の効率化や工場のIoT化を支援する。
工場には、生産設備や、生産ラインを稼働させる付帯設備があり、これらの稼働率を上げるためには、各設備の所在や保全契約の情報、修理記録などを正確に把握するとともに、設備・機器メーカーと連携して、保全に務める必要がある。
しかし、台帳に記載のない設備や、記載があっても保管場所・形状が不明な設備があるなど、管理が不十分なケースが多いのが実情で、棚卸し作業時に、工場内を探し回ったりして、現物確認に多大な時間を要していた。
同サービスでは全国に展開している両社のカスタマーエンジニアが、顧客の現場で棚卸しや資産台帳の整備などの業務を代行し、台帳に情報がない設備のデータや写真を登録して一目で分かるようにするなど、正確な管理を支援する。
また、画像認識コードなどのIT技術を活用し、スマートデバイスによる複数設備の一括読み取りと資産台帳との自動照合など、これまで担当者が目視で現物確認していた作業を効率化する。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
日立システムズ ニュースリリース(2017年5月31日)
http://www.hitachi-systems.com/news/2017/20170531.html
日立システムズ ニュースリリース(2017年4月13日)
http://www.hitachi-systems.com/news/2017/20170413.html