日立、多品種少量生産工場の作業進捗見える化と作業改善を支援するシステムを提供開始

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日立、多品種少量生産工場の作業進捗見える化と作業改善を支援するシステムを提供開始

2017年06月02日 23:00

IoTプラットフォーム「Lumada」のソリューションコアとして提供開始

2017年5月31日、株式会社日立製作所は、IoTを活用し、製造現場において作業進捗をリアルタイムに見える化する「進捗・稼働監視システム」、および対策優先度の高いボトルネック作業の早期改善を支援する「作業改善支援システム」を2017年7月より提供開始すると発表した。

これらのシステムは、IoTプラットフォーム「Lumada」の産業分野向けソリューションコアであり、多品種少量生産工場における生産リードタイムを短縮できる。

製造業においては、顧客の多様なニーズに即応できる生産システムの構築が求められており、「人・モノ・設備」などの現有リソースを最大限に活用し、生産性を高めることが課題となっている。

このたび、最も不確実性の高い「人」が行う作業進捗を見える化し、作業改善を支援するために、IoTを活用した高効率生産モデルを、さまざまな製造現場に適用できるよう汎用性を高めて、製品化した。

システムの概要

「進捗・稼働監視システム」は、RFIDなどから製造実績データを収集する機能と、作業進捗状況を見える化する機能を有しており、工程ごとに要した時間を自動収集し、全工程の計画との乖離やボトルネック作業、作業能力の過不足などを一元的に可視化する。

なお、RFID(Radio Frequency Identification)とは、ICと小型アンテナが組み込まれたタグやカード状の媒体から、電波を介して情報を読み取る非接触型の自動認識技術。

「作業改善支援システム」は、作業エリアに設置したカメラで作業内容や周辺環境を撮影し、進捗・稼働監視システムにより見える化した作業内容と比較して、改善が必要な作業の映像と指示図を抽出し、作業改善サイクルを短縮する。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

日立 ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2017/05/0531a.html

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