2017年5月29日、横河電機株式会社(以下、YOKOGAWA)は、子会社である韓国横河電機が、オマーンのリワ・プラスチック・インダストリアル・コンプレックス建設プロジェクト(以下、同プロジェクト)向けに、プロセス分析計とサンプリング装置から成る分析システム(以下、同システム)と、それらを収納するアナライザハウス15棟を受注したと発表した。
同プロジェクトは、オマーン国営石油精製・石油化学公社であるOman Oil Refineries and Petroleum Industries Companyが、オマーン北部沿岸ソハールで進めている、大型石油化学プロジェクトだ。
同システムを発注したのは、ナフサ分解装置とユーテリティ設備の設計・調達・建設業務(EPC)を請け負う、米国大手建設会社Chicago Bridge & Iron Company N.V.と台湾大手エンジニアリング会社CTCI Corporationのジョイントベンチャーだ。
同プロジェクトの中核となる分析システムは、多種の成分が混合した気体や揮発性の液体を分離し、各成分の濃度を測定するプロセスガスクロマトグラフで、YOKOGAWAの「GC8000」が採用された。
韓国横河電機が、アナライザハウスの生産とシステムインテグレーションを行う。
また、エンジニアリング、納入、および試運転を含むプロジェクト全体は、ヨコガワ・エレクトリック・インターナショナルとヨコガワ・ヨーロッパ・ソリューションズB.V.がサポートする。
(画像は横河電機公式ホームページより)
▼外部リンク
横河電機 プレスリリース
http://www.yokogawa.co.jp/