新菱冷熱、産総研と建築設備工事の生産性向上に向け建物内でドローン活用の基盤技術を開発

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新菱冷熱、産総研と建築設備工事の生産性向上に向け建物内でドローン活用の基盤技術を開発

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2017年05月26日 05:00

建物内での安定飛行と正確なアプローチを行う風量測定用ドローン
2017年5月23日、新菱冷熱工業株式会社は、国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下、産総研)と共同で、建築設備工事の生産性向上に向け、建物内においてドローンを活用するための基盤技術を開発したと発表した。

ドローンは、土木や建築工事において、写真撮影や航空測量などに広く活用されている。一方、建物内の設備工事では、壁や柱などの障害物が多く存在するため、GPSを使わず安定した自律飛行を行う方法を検討する必要がある。

同社は、つくば市の同社中央研究所に建物内の天井を模擬した飛行実験施設を設置し、「風量測定用ドローン」の研究開発を通して、周囲環境との接触を伴う作業に関する基盤技術を確立するとともに、ドローンの屋内飛行に関するさまざまな知見を得た。
風量測定用ドローンの概要
風量測定用ドローン(以下、同ドローン)は、高所の天井に設置された空調吹き出し口(以下、制気口)の風量測定作業を行うドローンだ。

GPSを使わずにドローンの位置を計測するために、ドローンに装着した複数のマーカーを屋内に固定したカメラで撮影し、産総研の画像処理による飛行技術を用いた。

また、制気口からの風量を、ドローンのプロペラから発生する気流の影響を受けずに測定するため、風速計を搭載したフード付きダクト内に吹き出された空気を集める、集風型風量計を用いた。

なお、一般的なドローンは安定飛行のため搭載物を中央に集めるが、同ドローンは井形構造のフレームにして、中央部に風量計を搭載し、バッテリーやオートパイロット等を周囲に配置した。

高さ3.5mの制気口の風量を測定する実証試験では、仮設足場上で人間が測定する場合に5分かかる作業時間が、同ドローンでは、仮設足場なしで1~2分に短縮された。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

新菱冷熱 テクノロジー
https://www.shinryo.com/news/20170523.html

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