3月末現在の建設業許可業者数を調査
国土交通省は5月24日、「建設業許可業者数調査」の結果を発表した。建設業許可業者数の動向を把握するために、毎年3月末時点における全国の建設業許可業者数を調査しているもの。
調査によると、平成29年3月末現在の建設業許可業者数は、前年同月比0.5%減の46万5,454業者。2年連続で減少している。
このうち、一般建設業の許可を取得している業者は、前年同月比0.6%減の44万3,332業者だった。一般建設業許可業者数が最も多かった平成12年3月末時点と比べると、13万4,377業者(23.3%)減少している。
特定建設業の許可を取得している業者は4万4,442業者で、前年同月比1.1%の増加。特定建設業許可業者数が最も多かった平成17年3月末時点と比べると、6,734業者(13.2%)の減少となった。
新設「解体工事業」取得数は?
業種別の許可業者数のトップは、「とび・土工工事業」の16万3,849業者で、全体の35.2%を占める。2位は「建築工事業」の15万4,808業者、3位は「土木工事業」の13万932業者となっている。
最も許可数が少ないのは、「清掃施設工事業」の458業者。2位は「さく井工事業」の2,476業者だった。そして3位は、昨年6月新設されたばかりの「解体工事業」。全体の3.0%に当たる1万3,798業者が許可を取得している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
国土交通省のプレスリリース
http://www.mlit.go.jp/