3月の出来高は4兆5,967億円
国土交通省は5月19日、平成29年3月分の「建設総合統計」を公表した。統計によると3月における建設工事の出来高は、前年同月比4.2%増の、4兆5,967億円だった。内訳をみると民間工事が8.4%増の2兆6,097億円、公共工事が0.8%減の1兆9,870億円となっている。
民間工事のうち建築工事は前年同月比8.3%増の2兆355億円。このうち居住用施設の建築工事は、4.5%増の1兆2,479億円。非住居用の建築工事は、14.8%増の7,876億円だった。また、民間工事が請け負った土木工事は、8.9%増の5,741億円となっている。
公共工事の内訳は建築工事が、前年同期比12.0%減の2,893億円。土木工事は1.4%増の1兆6,977億円だった。
関東地方の出来高は1兆6,354億円
地域別の建設工事の出来高は、北海道が前年同月比0.8%増の1,677億円。東北地方は0.5%減の6,224億円。
関東地方は7.1%増の1兆6,354億円。北陸地方は7.3%増の2,368億円。中部地方は0.2%減の5,119億円。近畿地方は4.8%増の5,453億円。
中国地方は0.2%減の2,385億円。四国地方は4.1%増の1,315億円、九州・沖縄地方は7.5%増の5,072億円となっている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
国土交通省のプレスリリース
http://www.mlit.go.jp/report/press/joho04_hh_000684.html