暑さ対策に伝統と先進技術を融合
ミサワホームは、5月16日、ミサワホーム総合研究所とともに、水の力で涼しい空間を作り出す「ドリップルーバー」を独自開発・製品化し、7月3日に発売をスタートすることを明らかにした。
「ドリップルーバー」の概要
「ドリップルーバー」は、以前同社が開発した「クールルーバー」と同等の効果を発揮しながらも、ルーバー形状の工夫などで低価格を実現した「エクステリアアイテム」だ。
具体的には、アルミ素材のルーバー表面に水を流し、蒸散冷却効果により、ルーバーそのものの温度を下げることで、風下側に涼風を生成。高い打ち水効果を発揮する。
また、電力を使うことなく、上段から次々に水が滴り落ちる様子は視覚的にも涼やかで、涼風により体感温度も下げる。
さらに、立体的なパンチング形状の採用により、風を和らげる効果のほか、目隠し効果にも期待が寄せられる新製品だ。
多様な施設に提案
同社は、「ドリップルーバー」を今年2月に東京ビッグサイトで開催された「第45回 国際ホテル・レストラン・ショー」に出展。非常に多くの来場があり、好評を博したとされる。
これを踏まえ、同社では、新製品を住宅に限らず、公共施設や商業施設、ホテル、飲食店など多様な施設に対して積極的に提案していく考えだ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ミサワホーム プレスリリース
http://www.misawa.co.jp/