国土交通省は5月15日、タイ・ミャンマー・インドネシア等への進出を検討する中堅・中小建設企業を支援するため、海外進出に役立つ「海外進出戦略セミナー」を全国6都市で開催する、と発表した。
タイ、インドネシア、シンガポール、フィリピン、マレーシアのASEAN諸国を中心とするアジアの建設市場は、インフラ面で大きな需要が見込まれ、建設産業を持続的に発展にさせるために、この成長市場への進出は必要である。
日本の中堅・中小建設企業は、海外市場で通用する技術やノウハウを持っているが、海外進出に当たっての知識・ノウハウ不足のため進出をためらう企業が多々ある。
国土交通省土地・建設産業局国際課は、海外進出のための技術の売り込みや現地関係者とのコネクション構築等を支援するため、「海外進出戦略セミナー」を開催する。
今年度の進出対象国は、タイ・ミャンマー・インドネシアの3か国で、各国の建設市場の動向や企業の経験談、政府関係機関の海外進出支援施策等の紹介を行う。
平成29年6月中旬~7月上旬の間に計7回、全国6都市で「海外進出戦略セミナー」を開催する。
国交省は、9月以降タイ・ミャンマー・インドネシア訪問団を派遣し、政府関係機関や企業への訪問、現地の実情の把握、技術の売り込みや現地建設企業との関係構築、ビジネスマッチングの機会を提供するとのこと。
併せて、タイ・バンコクで開催の見本市への出展機会も提供するという。
参加費は無料で、各社2名までの定員。申し込み・問合せは、セミナー事務局(株式会社日本コンサルタントグループ建設産業研究所)。詳細は、別添パンフレット参照のこと。
なお、12月頃海外建設実務セミナー開催を予定しているという。
(画像は国土交通省のHPより)
▼外部リンク
国土交通省のニュースリリース
https://www.mlit.go.jp/