コンパクトな多条配管用最適管でコスト削減を実現
2017年5月16日、古河電気工業株式会社は、地中埋設用ケーブル保護管「エフレックス」シリーズに角型タイプの「角型エフレックス」を新たに開発し、2017年6月より順次販売を開始すると発表した。
地中埋設用ケーブル保護管は、地中埋設したケーブルを保護する管路材で、角型エフレックスは、無電柱化や東京オリンピックに向けた再開発など、狭いスペースで、ケーブル保護管の多条配管が求められる場所に最適だ。
なお、2016年末に、「無電柱化推進法案」が可決され、防災や景観対策の観点から、日本各地でケーブルの地中埋設化が進められる見通しだ。
また、2017年5月17日(水)から3日間、東京ビックサイトで開催される「JECA FAIR 2017」に当該製品を出展する。
「角型エフレックス」の特徴
角型エフレックスは、樹脂製波付管のため軽量で曲げやく、波形状の山部を角型、谷部を丸型とすることにより、管自体を積み上げることが可能な多条多段配管だ。
また、従来の多条多段配管では、塩化ビニル管などの直管、曲り管を組み合わせ、管枕を用いて組上げていたが、角型エフレックスは、手作業で容易に曲げることができるため、曲り管が不要になる。
さらに、直接段積ができるため、管枕も不要で、施工費も削減される。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
古河電工 ニュースリリース
http://www.furukawa.co.jp/release/2017/fun_170516.html