きんでん、延線ロープ布設作業の安全性と作業効率が向上する装置を開発

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きんでん、延線ロープ布設作業の安全性と作業効率が向上する装置を開発

2017年05月14日 09:00

ケーブル配線用延線ロープ布設装置を開発

株式会社きんでんは5月12日、延線ロープ布設作業の安全性と作業効率が向上する「ケーブル配線用延線ロープ布設装置」を開発した、と発表した。

高所作業回数を10分の1に、作業時間を4分の1に短縮

延線ロープ布設方法は、従来作業者が約5m間隔で高所作業車を使用し、昇降を繰り返して布設している。この方法は、高所作業が多いため、転落・墜落の危険性があり、作業時間を要するという課題があった。

そこで、きんでんは、延線ロープをケーブルラックに配線する際、安全かつ効率的に布設できる「ケーブル配線用延線ロープ布設装置」を開発した。

開発した装置を用いると、従来の延線ロープ布設方法に比べ、高所作業車を使った昇降・移動の繰り返しが不要になり、高所作業回数を10分の1に、作業時間を4分の1に短縮することができる。

延線ロープ布設装置は、重量は約3.0kg、寸法が幅205mm×長さ235mm×高さ116mmで、親桁高さ70mmまたは100mmのケーブルラックに対応する。走行速度は分速約20m、水平走行時の駆動時間は連続約50分、牽引重量は約2.5kg~6.0kgである。

モータと単三乾電池4本で動作し、リモコンで布設装置本体が親桁のケーブルラックに沿って走行し、延線ロープを布設する仕組みである。

7月上旬注文受付を予定

ケーブル配線用延線ロープ布設装置は、5月17日~19日の間「JECA FAIR 2017~第65回電設工業展~」(東京ビッグサイト)に出展する。

装置は、7月上旬注文受付を予定しており、株式会社昭和電業社より販売するとのこと。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

株式会社きんでんのニュースリリース
http://www.kinden.co.jp/topics/2017/topic316.html

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