2017年5月9日、株式会社NTTファシリティーズ(以下、NTTファシリティーズ)は、免震建物向けアルミ製二重床「FIT Floor Lite」を、6月1日より販売開始すると発表した。
「FIT Floor Lite」は、NTTファシリティーズと日本軽金属グループの日軽産業株式会社および日軽金アクト株式会社が共同開発したもので、5月10日から12日に開催される「第9回 データセンター展 春」に、実機を展示する予定。
NTTファシリティーズは、これまで、耐震建物に利用可能なアルミ製二重床「FIT Floor」を提供してきたが、「FIT Floor Lite」は、「FIT Floor」の特長を継承して、免震建物向けに開発したもの。
なお、耐震建物は、地震の揺れが地面から直接伝わって建物が大きく揺れるため、建物内部の機器は転倒したり破損する可能性がある。一方、免震建物では、免震装置が建物への地震の揺れを吸収して伝わりにくくするため、建物内部の機器の被害を軽減する。
「FIT Floor Lite」は、データセンターに最適な架台一体型の二重床システムで、様々なサイズのラックを容易に固定できる。また、アルミ製のため、重量は床高さH600mm時で約20kg/平方メートルと軽量で、施工性と運用性が優れている。
主な仕様として、床高さは350mm~1,000mm、搭載可能ラックサイズは幅Wが任意・奥行きDが1,000mm~1,200mm・高さHが2,200mmまでで、ラック固定機能がある。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
NTTファシリティーズ ニュースリリース
http://www.ntt-f.co.jp/news/2017/170509.html