新菱冷熱工業、「清原スマートエネルギーセンター建設工事」に着工

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新菱冷熱工業、「清原スマートエネルギーセンター建設工事」に着工

2017年05月11日 15:00

スマートエネルギーセンターを建設

新菱冷熱工業は5月10日、「清原スマートエネルギーセンター建設工事」に着工したと発表した。

東京ガスエンジニアリングソリューションズから2016年10月にEPCC契約で一括受注したもので、スマートエネルギーセンターの建設と各事業所への供給設備工事を行う。

建設地は、栃木県宇都宮市の清原工業団地。2019年1月完成の予定だ。

異業種複数事業所に電力と熱を供給

今回受注した工事の設備は、5,770キロワットのガスエンジン発電機と1時間に3.3トンの蒸気を排熱するボイラからなる「コージェネレーションシステム」6セットと、1時間に6.2トンの蒸気を排熱する「貫流ボイラ」7基から構成される。

敷設する電力供給用の自営線と熱供給配管によって、異業種複数事業所に電力と熱の供給が可能となる。また、季節や時間帯によって需要が異なる各事業所の電力と熱の情報を、エネルギーマネジメントシステムに集約して電力と熱を効率的に供給し、約20%の省エネと約20%のCO2排出量削減を見込む。

さらに、停電時に発電機を起動して運転を再開するブラックアウトスタート機能も導入し、BCP対策も万全だ。

建設後は清原工業団地内で隣接するカルビー、キヤノン、久光製薬3社の7事業所へ電力や熱を効率的に供給し、事業所単独では困難な、大規模な環境負荷低減を実現する。内陸型の工業団地で異業種複数事業所向けに電力と熱を合わせて供給する取り組みは、国内初となる。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

新菱冷熱工業株式会社のプレスリリース
https://www.shinryo.com/news/20170510.html

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