研究開発体制をより強化
栗田工業は、5月2日、シンガポールに新たな研究開発拠点「Kurita R&D Asia Pte.Ltd.」を、4月29日付けにて設立したことを明らかにした。
水に関する技術を促進
「Kurita R&D Asia Pte.Ltd.」は、グローバルな研究開発体制の強化を目指し、シンガポール西部の「Clean Tech Park」内にオープン。
シンガポールでは、水や環境技術に関わる大学・研究機関や企業の研究開発拠点が集められていることから、この地において新たな研究開発拠点を設立することは、同社グループにとって有意義であり、開発のさらなる促進化と技術力の強化につながるものと期待を寄せている。
市場競争力の高い技術を開発
世界的に水需要が高まりをみせ、水資源の有効活用が求められているなか、同社グループは、これまでもシンガポールにて、水処理薬品事業や水処理装置事業等、総合力をいかした事業展開を推進してきた。
今回、新たにシンガポールの研究機関等との連携を図ることで、最先端の技術情報を早急に入手することができるようになったことから、今後、同社グループでは、現地における実証試験等を通じ、海水淡水化のほか、下水・排水の回収再利用を目的としたさらに高い技術の開発に取り組む方針である。
(画像は栗田工業のホームページより)
▼外部リンク
栗田工業 プレスリリース
http://www.kurita.co.jp/aboutus/press170502.html