鹿屋大崎ソーラーヒルズ合同会社は4月27日、鹿児島県に九州最大級となる出力約92MWの「鹿屋大崎ソーラーヒルズ太陽光発電所」の建設にあたり起工式を行った、と発表した。
鹿屋大崎ソーラーヒルズ合同会社は、2014年5月鹿児島県鹿屋市に設立した、出資比率ガイアパワー(72.7%)、京セラ(9.1%)、九電工(9.1%)、東京センチュリー(9.1%)で構成される太陽光発電事業を行う事業運営会社。
鹿児島県鹿屋市串良町と曽於郡大崎町にまたがる計画地は、30年以上前にゴルフ場建設計画が中止された土地で、地元から有効活用が望まれていた。
鹿屋大崎ソーラーヒルズ太陽光発電所は、事業用地約200万平方mに、340,740枚の太陽光パネルを設置し、九州最大級となる出力規模約92MWを発電する。
年間予想発電量は約99,230MWhで、一般家庭約33,370世帯分の年間電力消費量に相当する。また、CO2の排出量を年間約52,940t削減する予定である。
発電所の設計・施工・維持管理は九電工とガイアパワー建設工事共同企業体、京セラが太陽光パネルの供給、東京センチュリーがファイナンスとそのアレンジメント、鹿屋大崎ソーラーヒルズ合同会社が事業運営、を担う。
総投資額は約350億円の予定で、2020年1月の稼働開始を目指す。
発電所の建設には、林地開発許可を取得済みで、1年間の環境への影響調査も終了している。造成を最小限に抑え自然環境にマッチした「環境調和型」の発電所である。
また、鹿屋市および大崎町における雇用創出、税収の増加などで地域社会に貢献できるという。
(画像はプレスリリースより)
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株式会社ガイアパワーのニュースリリース
http://www.gaiapower.co.jp/