西松建設など、7.7mの高さまで中間梁が不要な軽量鉄骨下地間仕切壁工法を開発

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西松建設など、7.7mの高さまで中間梁が不要な軽量鉄骨下地間仕切壁工法を開発

2017年04月28日 21:00

最大7.7mまで中間梁が不要な「マッシブウォール工法」を共同開発

西松建設株式会社と八潮建材工業株式会社は4月26日、物流施設等の軽量鉄骨下地間仕切壁において、最大7.7mの高さまで中間梁が不要となる「マッシブウォール工法」を共同開発した、と発表した。

マッシブウォール工法で倉庫業法の基準をクリア

物流施設などの階高が高い建築物は、高さ7m程度の間仕切壁が必要である。従来の軽量鉄骨下地間仕切(LGS:Light Gauge Steel)壁は、JIS規格により高さ5mまでに限定されており、5m超の場合は、中間梁を設けなければならない。

倉庫の施設・設備基準では、国土交通省の倉庫業法第3条の登録の基準等に関する告示で「軸組み、外壁又は荷ずりの強度の基準は、2,500N/平方m以上の荷重に耐える強度を有することとする」と定めている。

共同開発したマッシブウォール工法では、新たに角スタッドの4隅に折返しを設けた「マッシブスタッド」を採用した大型のLGS壁により、最大高さ7.7mまで中間梁なしで倉庫業法の基準をクリアした。

マッシブスタッドは、今までと同じ寸法100mm×45mmでありながら、断面性能が約1.6倍である。板厚は、0.9mmと薄く、特別な工具は不要でワンタッチビス留めができる。

西松建設は、2017年6月同社が施工する大型物流倉庫に初適用する予定とのこと。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

西松建設株式会社のニュースリリース
http://www.nishimatsu.co.jp/news/news.php?no=MjI2

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