東京建物、非常用簡易発電機として「携帯電話充電用電池」を所有ビルに設置開始

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東京建物、非常用簡易発電機として「携帯電話充電用電池」を所有ビルに設置開始

2017年04月28日 15:00

ビルで働く人々の安全・安心を強化

2017年4月27日、東京建物株式会社は、所有するビルの非常用備蓄品として、携帯電話充電用電池(非常用マグネシウム空気電池)「Watt Satt」(以下、ワットサット)の設置を開始したと発表した。

「ワットサット」は、藤倉ゴム工業株式会社が、災害発生時に情報の入手や伝達に欠かせない携帯電話・スマートフォンなどの充電の重要性に着目し、2016年9月に開発・製品化した簡易発電機だ。

東日本大震災発生時には、携帯電話の充電切れや充電器の売り切れにより、首都圏でも帰宅困難者の多くが家族や友人に連絡できない状況が生じた。

ワットサットを設置したビルに入居しているテナントは、非常時や停電時においても携帯電話の充電が可能になる。

携帯電話充電用電池(非常用マグネシウム空気電池)「Watt Satt」の特徴

本体に塩水(塩は付属)を2リットル入れるとすぐに発電し、USBポートを5口装着し、発電容量280Whで、スマートフォン最大5台を同時充電可能だ。

また、同電池1基あたり、フル充電でスマートフォン30台、50%充電(30分/台充電)で60台充電可能。

なお、幅212mm×奥行き147mm×高さ213mm、重量約2Kg(塩水注入前)のポータブルサイズで、発電時に騒音や二酸化炭素が発生しない、環境に配慮した電池だ。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

東京建物 ニュースリリース
http://pdf.irpocket.com/C8804/wReJ/argf/PYZp.pdf

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