運用効率を高めて火力発電所のデジタル転換を推進
2017年4月24日、三菱日立パワーシステムズ(以下、MHPS)は、OSIsoft, LLC(以下、OSIsoft)とMicrosoft Corporation(以下、マイクロソフト)が共同開発した高度ICT(情報通信技術)プログラムの「Red Carpet Incubation Program」(以下、RCIP)に参加し、デジタルソリューションプラットフォーム「MHPS-TOMONI」の機能を強化すると発表した。
火力発電設備の運用効率を高め、デジタル転換を推進するのが狙いだ。
RCIPとMHPS-TOMONIについて
クラウドベースの分析プラットフォームやビジネス情報アプリケーションでは、火力発電設備の運用データ量が1日当たり数百テラバイトに達するため、膨大な時間がかかる難点がある。
そこで、RCIPによって完全制御されたビッグデータと高度な分析プラットフォームを活用することで、コストと時間および労力の大幅な削減が見込まれる。
MHPS-TOMONIは、火力発電設備の運転を最適化するデジタルソリューションプラットフォームで、MHPS-TOMONIをOSIsoftのPI SystemやマイクロソフトのMicrosoft Azureなどのソウトウエア上で開発することにより、機能がより強化される。
(画像は三菱日立パワーシステムズ公式ホームページより)
▼外部リンク
三菱日立パワーシステムズ プレスリリース
http://www.mhps.com/news/20170424.html