国交省と厚労省、建設業の人材確保・育成予算を公表

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国交省と厚労省、建設業の人材確保・育成予算を公表

2017年04月25日 09:00

高齢化進む建設業界

国土交通省は4月21日、国土交通省と厚生労働省が行っている建設業の人材確保・育成に取り組むための予算についてとりまとめた「建設業の人材確保・育成に向けて(平成29年度予算の概要)」を公表した。

現在、建設業の技能労働者の約3分の1が55歳以上となっており、他業種に比べて高齢化が進んでいる。このような状況を改善し、建設業界が持続的に成長していくためには、中・長期的な人材確保と育成が、極めて重要な課題となっている。

建設労働者確保育成助成金に50億円

国土交通省と国土交通省は今回、「人材確保」、「人材育成」、「魅力ある職場づくり」の3つの重点事項について、予算の概要をとりまとめた。

「人材確保」では、建設労働者確保育成助成金に50億円。社会保険未加入対策を推進するために2,200万円などの予算が組まれた。

「人材育成」では中小建設事業に対して、労働者の緊急育成支援事業などに9億2,000万円、女性や若者の入職、定着の促進に5,000万円などの予算を費やす。

「魅力ある職場づくり」では雇用管理責任者などに対する研修費などに1億1,000万円などの予算を決定した。

国土交通省と厚生労働省では

今後とも引き続き、両省で連携して関係施策等を実施し、建設業の人材の確保・育成に一層取り組んでまいります
(プレスリリースより)

と述べている。

(画像は、国土交通省のホームページより)

▼外部リンク

 

国土交通省のプレスリリース
http://www.mlit.go.jp/

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