プライメタルズ テクノロジーズ、韓国の現代スチールにブルーム連続鋳造機を引渡し

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プライメタルズ テクノロジーズ、韓国の現代スチールにブルーム連続鋳造機を引渡し

2017年04月22日 23:00

特殊鋼圧延設備新設プロジェクトの一環

2017年4月20日、プライメタルズ テクノロジーズ(Primetals Technologies, Limited)は、韓国の製鉄メーカーである現代スチール(Hyundai Steel)唐津工場にブルーム連続鋳造機(以下、同連鋳機)を引渡し、最終検収書(FAC)を受領したと発表した。

現代スチールは、現代起亜自動車グループの一員で、仁川市とソウル市に拠点を置き、韓国に6か所、中国に1か所の生産工場があり、唐津工場では自動車産業向けに特殊鋼を生産するプラント(以下、同プラント)の新設工事を完了している。

同連鋳機は、同プラント用に、2014年初頭に受注したもので、予定より1ヶ月早い2015年10月に稼働を開始した。同社は、他に、棒鋼圧延機および線材圧延機を各1系列納入している。

4ストランド(条)方式ブルーム連続鋳造機の概要

同連鋳機は、年産能力110万トンで、溶鋼の湯漏れを検知する鋳型監視システムが装備されている。

また、ローラー間隔を完全自動制御するストランドガイダンスシステム他を併用して、均一性と高品質性を確保している。

さらに、同連鋳機では、鋳造後の再加熱工程が不要であり、クレーンなどでブルームを搬送する必要もないため、エネルギー消費や運用面の安全性も改善されている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

プライメタルズ テクノロジーズ プレスリリース
http://www.primetals.co.jp/japan/press/pdf/20170420.pdf

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