効率が問われる訓練・研修手段に新たな選択肢
バーチャルリアリティ(VR)コンテンツ制作を手掛ける株式会社積木製作は19日、安全教育ソリューション「安全体感VRトレーニング」の販売開始を発表した。人手不足や技術継承で悩みをかかえる、建設業をはじめとする各種企業へ向け、VRを用いたより効率的かつ有効な訓練・研修手段を提供していく。
自由に動き回れる空間で、臨場感あるトレーニングを
今回、安全体感VRトレーニング初のコンテンツとして発売されるのは、高所作業の危険性と安全帯の重要性にスポットを当てた「建設現場における仮設足場からの墜落」。
このコンテンツにおいては、墜落、落下、挟まれ、火傷等の労働災害をVRによって体験することができるのが大きな特徴。またVR機器にはHTC Viveを採用しており、体験者は空間内を自由に歩きまわることが可能だ。
同社によれば、同コンテンツにおいては体験者がVR空間において臨場感あるかたちで学習を行うことができ、より確かな安全意識の向上を促すことができるという。
今後もコンテンツを追加予定、監修企業の募集も
この安全体感VRトレーニングは今後も四半期毎に、いくつかのコンテンツが追加・発表される予定。また同社では簡易な安全教育用のスマートフォンアプリを開発しており、こちらは間もなくリリースされる予定であるという。
なお同社では現在、コンテンツの監修を請け負うことと引き換えに、その監修コンテンツを安価に入手できる、安全体感VRトレーニングの「監修企業」を募集中だ。詳細は同社まで問い合わせを。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社積木製作 プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000024673.html